今回は、島根県に進出です!
「石見(いわみ)海浜公園オートキャンプ場」は夏に行こうと計画していたのですが、台風により断念…。
2021年11月、やっと行くことができました。
冬の日本海側は、寒さや風が厳しいかも…と思いましたが、雪が降る前に行けて良かったです。
「石見海浜公園オートキャンプ場」は「島根県立石見海浜公園」内にあります。
公園内にはオートキャンプ場の他、無料キャンプ場、ケビン村やテニスコートなどがあり、有名な水族館「アクアス」もこの公園内に位置しています。
公園内には「姉ヶ浜(あねがはま)海水浴場」と「波子(はし)海水浴場」の2つの海水浴場があり、オートキャンプ場は姉ヶ浜海水浴場前。
さっそく公園予約センターでチェックインします。
薪などキャンプ用品の販売もあります。
ここからオートキャンプ場までは距離があるので、チェックイン時に買い物やレンタルを済ませておくのが良さそう。
チェックイン時に入場カードがもらえ、有料区画へはこのカードを通して入ります。
いざオートキャンプ場へ!!
キャンプ場基本情報(※2021年11月時点での情報)
住所 | 島根県浜田市国分町1644-1 |
営業期間 | 通年(年末年始は休み) |
チェックイン | 15:00~17:00 |
チェックアウト | 14:00 |
利用料金 | 【宿泊】持込テントサイト:3,900円、常設テントサイト:6,560円 【日帰り】持込テントサイト:1,940円、常設テントサイト:3,160円 |
アーリーチェックイン | +日帰り利用で可 |
デイ利用 | 可(10:00~14:00、当日受付のみ可 ) |
予約方法 | 予約センターへ電話(0855-28-2231) or 公式HPからWEB予約可 |
薪販売 | 有 |
ペット | 可 |
WEB | 石見海浜公園 |
施設紹介
オートキャンプ場 マップ
持ち込みテントサイトと、常設テントサイト(オレンジ色の部分)、合わせて61サイトあります。
オートキャンプサイト
目の前が海!!
砂浜に沿って作られ、開放感たっぷりです。
持込テントサイト
全てのサイトにAC電源(サイト名がかかれた白い箱)があり、有料で使うことができます。
AC電源を真ん中とし、向かって左側が駐車スペース、右側がサイトです。
地面は砂(かなりサラサラめ)+草。柔らかく、ペグは非常に入りやすいです。
やや抜けやすかったので、しっかり刺しておきましょう!
Aサイトは砂浜に近く、風が強い日は砂が入りやすいと管理人さんがおっしゃっていました。
冬のため砂防柵があり、砂対策もされていました。女性の肩の高さくらいまであります。
例年、11月中旬から3月中旬まで設置してあるようです。
常設テントサイト
常設テントサイトには、AC電源・かまど・木のテーブル・椅子が設置されています。
サニタリー棟
オートキャンプ場の西側と東側に1つずつ、計2ヵ所です。
中にはトイレ、手洗い場、シャワー室、コインランドリーがあります。
トイレ
古いですが、綺麗に清掃されています。和式と洋式、両方あります。
シャワー室
東棟のシャワー室は新しく、とても綺麗なシャワー室が5つあります。200円5分です。
シャワースペースと着替えスペースが分かれており、とても使いやすそう。
ちなみに、西棟のシャワー室は古めでした。
コインランドリー
連泊の時は洗濯できます。
炊事場
西側サニタリー棟前にあります。お湯は出ません。
東側サニタリー棟前には炊事場はありませんが、サニタリー棟自体に流しが併設されているので困ることはなさそうです。
ゴミステーション
ゴミは分別して捨てて帰ることができます。西側と東側、両方にあります。
その他の情報
オートキャンプ場では電波は入りますが、4G弱めでした。
オートキャンプ場外の施設紹介
無料キャンプ場
フリーサイトで、区画は決まっていません。目の前には海!絶景です。
ただオートサイトではないので、車は駐車場に止めて荷物を運ばなければいけません。
少し距離があり、軽い坂もあるので注意。
(2021年11月現在は、コロナ禍のため、リヤカーの貸し出しは中止されています。)
ケビン村
Bケビン村とCケビン村があります。
色んなタイプのケビンが多数あり、まさに「村」という雰囲気。
車はケビンの側には停められず、指定されている駐車場に停めます。
推しポイント(冬)
「石見海浜公園オートキャンプ場」の推しポイント(冬)は、次の3点です。
- 1区画が広い
- 標高が低く、キャンプ場の気温=現地の気温
- 海を眺められる
1区画が広い
サイト1区画がかなり広く、ワンポールテントを張ってこの余裕感!
大きめテントでも安心して張れます。
隣との間に仕切りはないですが、サイトとサイトの間に必ず車を挟むような構造になっているため、ある程度のプライベート感もあります。
標高が低く、キャンプ場の気温=現地の気温
標高が低いため(海抜8m)、山キャンプに比べて寒くない気がしました。
ただ、風は強めなので注意です。(後述)
海を眺められる
冬は砂防柵があるため、Bサイトから直接海は見えません。
が、海の近くまでは歩いて行くことができます。(※もちろん冬は遊泳禁止)
大きい~!!
さすが日本海、波強め。力強さを感じます。
気になるポイント(冬)
「石見海浜公園オートキャンプ場」の気になるポイントは、次の3点です。
- 海からの風が強い
- 温水が出ない
- 冬は夕陽が海に沈まない
海からの風が強い
日本海側は風が強いだろうとは思っていましたが、予想どおりでした。
木々も曲がってます。
テントを張れないほどではなかったですが、日によるかもしれないので要注意です。
温水は出ない
夏メインのキャンプ場だからか、お湯はでません。
冬は冷たい水が手に凍みます…。
冬は夕陽が海に沈まない
今回「石見海浜公園オートキャンプ場」を選んだのは、「海に沈む夕陽が見たい!」という理由からだったのですが…
み、見えない・・・!!
おかしいな、「夕陽が日本海に沈む景色最高!」みたいなブログをいっぱいみたような…??
そう、我々は大事なことを忘れていたのです…「陽が昇る場所や沈む場所は季節によって変化する」ことを…。
冬は太陽が沈む位置が変わり、海ではなく山へと沈んでいきます。
これはこれでとても綺麗なのですが。やはり日本海に沈む夕陽が見たい。夏に再チャレンジだ。
立ち寄りどころ
道の駅「ゆうひパーク浜田」
「ゆうひパーク浜田」は、国道9号浜田バイパス沿いにある道の駅です。
お土産屋さんやフードコート、レストランが併設されています。
生野菜やお刺身はここでは手に入らないので注意。
ここは、石見一の夕日が見える道の駅だそうです。
午前中に立ち寄ったため夕日は見れませんでしたが、浜田の街と日本海を一望できて満足です。
ちなみに、公式HPで日没時間が見れますので、夕方に行けそうな方はチェックしてみてください。
手作りの観光紹介コーナーもあって、ついつい見入ってしまいました。
地元のお魚屋さん「お魚のなかだ」
日本海=海鮮…?海鮮丼が食べたい!!
ということで、キャンプ場近くの魚屋さん「お魚のなかだ」さんへお邪魔しました。
さまざまなお魚がお手頃価格で手に入ります。
今回は、色んなお魚のお刺身詰め合わせセットを購入!このボリュームで630円!!安い…
立派な海鮮丼となりました😊美味しかった〜!
中にはイートインスペースもあり、海鮮丼を食べることができます。
近場の大浴場「国民宿舎 千畳苑」
キャンプ場から車で5~10分程度の所に、「国民宿舎 千畳苑(せんじょうえん)」があります。
国府海水浴場に面した、唯一の宿泊施設だそうです。
4階にある展望大浴場に、日帰り入浴することができます。
宿舎の真ん前に海水浴場があるため、大浴場からも白い砂浜と青い海が見えます!
大きい湯船に浸かりながら広い海を眺める…景色抜群でした!
夕方には夕日も見えるそうですよ。
まとめ
石見海浜公園の最大の特徴は、なんといっても海のすぐ側にあること。海まで数秒です。夏はかなり人気だろうな〜。
今度はシーズン真っ盛りの夏に行ってみたい!
冬は、夕日は山越し。海も砂防柵があるためサイトからはほぼ見えません。どっちにしろ、冬はテントに籠りがちなので、景色は二の次でいいのかもしれませんが…笑。
ですが、サイトは広くて使いやすいし、AC電源もあるのでファミリーにおススメ。
それに、夏に比べて格段に予約が取りやすいのでは。土曜宿泊でしたが、サイトは半分以上空いていました。
とても広大な敷地で、ケビン村や無料キャンプ場と使用してみたい施設も多く、今後もお世話になる予感がします。